病院・診療科について米軍横田空軍病院の院長ハ-ヴィス大佐一行が当院を来訪
作成日時 2011年10月06日
横田空軍病院は、福生市の米軍横田基地にある医療施設です。当院は、横田空軍病院に入院するハイリスク疾患の患者や、ヘリコプターで搬送され横田基地に到着した救急患者を受け入れるなどの医療連携を行っているほか、基地内で毎年開催される日米友好祭に当院の医師や職員が医療救護班としてボランティア参加をするなどの交流を行っています。今回の訪問は、横田空軍病院の病院長交代に伴い、当院の病院見学を兼ねて表敬に訪れたものです。
外来棟10階で行われた懇談会は和やかな雰囲気の中で行われ、当院のベッド数や患者数などの概要について質疑が行われたのに続いて、アメリカと日本の保険制度や医師免許取得の違いなどについて話題がのぼりました。その中で日本では大学卒業年次に医師国家試験を受けるのに対し、アメリカでは大学卒業後4年間の大学院医学課程に進み、その間に3度の試験を受け、3度目の試験に合格した時点で医師免許が交付されることが説明されると、日本との医師免許取得のシステムの違いに当院の医師らは強い関心を寄せていました。
また、現在建設中の新病棟にはヘリポートが設置されることに、ヘリコプターのパイロットでもあったハ-ヴィス大佐はヘリポートの仕様などについて興味深く質問していました。
この後一行は、齋藤副院長の案内で院内を見学し、横田病院からも多くの搬送例があるNICUやMFICUでは、担当者に熱心に質問をしていました。また、手術室や栄養部の厨房を視察したほか、外科病棟地下にある免震装置なども見学し、一行は各現場で齋藤副院長の説明に真剣に聞き入っていました。
見学終了後、大変有意義な訪問でしたとハ-ヴィス大佐からは感謝の意が伝えられました。



