病院・診療科について万一に備え、当院で消防演習を実施
作成日時 2011年11月09日
当院のセンタープラザで実施された演習は、地震発生後、外来棟3階の給湯室から出火したとの想定のもと、火災発生の連絡を受けた警備室より直接119番通報を行う訓練から開始されました。通報を受け現場に到着した三鷹消防隊に、火災発生を確認した当院の自衛消防隊が状況を報告。外来棟3階と7階(屋上)にいる逃げ遅れた職員3名をはしご車2台で救出した後、三鷹消防隊員(ポンプ車2台)と自衛防災隊員による、火元に向けての一斉放水訓練を行いました。
訓練には、業務の合間を縫って約100人(関係各所含む)が参加し、真剣な表情で見守りました。
訓練を終え、甲能直幸病院長は「この訓練を通じて、いざという時の対応を学べたと思います。災害が発生しないことを望みますが、いざという時に力を発揮できるよう日々の訓練にも努力して欲しい」と講評しました。続いて、荒井弘三鷹消防署長は「いつも防火防災対策に力を入れてくださり感謝します。昨今は、首都圏の直下型地震が危惧されています。日々の取組が、万一の時に力を発揮しますので引き続きお願いしたい」と呼びかけました。
演習終了後には栄養部による炊き出し訓練も行われ、個別に包まれたご飯と豚汁が参加者に配給されたほか、はしご車の搭乗体験も行われました。


はしご車による救出訓練

栄養部の炊き出し訓練

一斉放水