桐朋学園大学音楽学部による院内コンサートが12月17日（土）、外来棟待合ホールで行われました。このコンサートは1999年7月から年4回、桐朋学園のご厚意により行われています。毎回大盛況のコンサートで、今回も入院患者さんやお見舞いにいらっしゃった方々で会場はほぼ満席でした。

　プログラムはE.エルガーの「愛の挨拶」から始まり、L.v.ベートーベンのヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調「春」、C.ドビュッシーのヴァイオリンソナタト短調、P.I.チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」と続き、集まった方々は美しいメロディーに静かに耳を傾けていました。

　プログラム終了後には、本学園松田博青理事長より「演奏者の方や桐朋学園理事長、コンサートの開催にご協力くださった方々へ感謝いたしますとともに、コンサートにお集まりの皆様の健やかな新年をお祈り申し上げます」と感謝の言葉が贈られました。会場からは「まだ（終了予定時間まで）少し時間があるよ」と終了を惜しむ声も上がり、アンコールで「ジングルベル」と「諸人こぞりて」を参加者全員で歌い、クリスマス気分を大いに盛り上げました。
　
　次回の院内コンサートは平成24年4月頃を予定しています。皆様のご来場をお待ちしています。