病院・診療科について患者さんの声に応えて、当院売店でアレルギー対応食品の販売を開始
作成日時 2012年01月10日

アレルギー対応食品とは、小麦や卵など、特定の食物を飲食することでアレルギー症状を起こす方のため、アレルギーの素となる食材を使わずに作った食品のことです。大豆を使わず、ひえやあわで作った味噌やあわ醤油などをはじめ、他店ではあまり取扱いのない小麦粉を使っていない乾麺(ひえ、あわ、きびの3種)、お米から作った天ぷら粉やお好み焼きの粉、煮物やお野菜ハンバーグなどのレトルト食品を取り扱っています。

卵・牛乳・小麦・落花生・そば・大豆・米・肉・
野菜を使っていないレトルト食品

卵・牛乳・小麦などを使用せずに作った
お菓子や乾麺など
同売店の鳥居 千鶴店長は、今回のアレルギー対応食品の導入について「患者さんからアレルギー対応食品を探すのは難しいというお話を聞き、導入を決意しました。杏林大学の売店では、治療食やアレルギー対応食などを豊富にそろえています。売店にこういう食材があるということをもっと知っていただき、患者さんの声を聞き徐々に取り扱う食品を増やしていきたい」と話しています。
また、同売店では、カロリーや栄養分が管理された治療食を豊富に取り揃えているほか(300品目以上)、病気や骨折の影響で利き手が不自由な方が簡単に使えるお箸などの自助具を販売しており、通院中の患者さんのみならず、全国から郵送してほしいとの依頼が届くなど、大変好評をいただいています。中でも腎臓病食については、アメリカの患者さんから購入の希望が届き、1年続けた結果、その患者さんは透析の導入を免れ大変喜ばれており、現在も定期的に購入しているそうです。
■ 院内売店「デイリーストアKRL」では、治療食品を販売しています
(2008年09月10日)
◆ デイリーストアKRL
場 所:第1病棟地下1階
営業時間:月-土 AM9:00~PM6:00
(日・年末年始は定休日)
ご不明な点等ございましたら、下記までご連絡ください。
電 話:0422-46-7047