病院・診療科について救急科の山口芳裕教授が東京都初の災害医療コーディネーターに就任

作成日時 2012年02月01日


 当院救急科の山口芳裕教授が、東京都が初めて設ける災害医療コーディネーターを務めることが決まり、1月27日(金)、都庁第一本庁舎で任用式が行われました。任用式では佐藤広東京都副知事から災害医療に精通した山口教授と東京都医師会病院・防災担当理事の猪口正孝医師、それに東京医科歯科大学大学院・教授の大友康裕医師の3名へ発令通知書が手渡されました。
 東京都災害医療コーディネーターは、災害時に都が医療救護活動の統括・調整を円滑に行うために初めて設けたものです。主な職務は(1)東京DMATや医療救護班の効果的な配分などについての助言、(2)平時から都の災害医療対策に助言することなどとされており、災害時には都庁に参集し知事の指揮下で活動します。昨年3月の東日本大震災で、宮城県の災害医療コーディネーターが効果を上げたことを参考に、都も導入を決めたということです。