病院・診療科について集中ケア認定看護師教育課程3期生の修了式が行われました

作成日時 2012年03月26日


 集中治療室(ICU)などのクリティカルケアユニットに入院している患者さんの看護にあたる専門資格、集中ケア認定看護師の資格取得を目指し、当院で研修を受けていた3期生23名が7か月の研修を終え、3月19日(月)修了式が行われました。

 平成23年度の研修は、昨年9月1日から開始し、生命の危機状態にある患者さんに対し高度な看護実践ができるよう、集中ケアに関する専門的知識・技術について研修を行ってきました。

 修了式では、道又元裕看護部長が研修生一人ひとりに修了証書を手渡し、続いて「本日は誠におめでとうございます。今日は大いに喜んでください。そして明日からはまた初心に返ってそれぞれの施設に戻ってください。研修を受けたからといって看護がうまくいく訳ではなく、周りのスタッフの協力があってこそ、研修で学んだことを活かすことができます。おごることなく気を引き締めて頑張ってください」と激励の言葉を贈りました。

 

 尾野敏明主任教員は、「研修期間中は辛かったこと・苦しかったことがたくさんあったと思います。しかし、本日23名が無事に修了式を迎えることができました。ここにいる皆が仲間です。これからも支え合って看護の質を高めていってください」と厳しい研修に耐え卒業を迎えることを讃え、「ここにいる全員が5月の認定試験に合格すると信じています」と励ましました。

 


 これを受け、研修生代表の古川智美さんが指導教員への感謝と7か月間の貴重な体験と同じ志を持つ仲間との思い出を語り、認定試験の全員合格を誓いました。研修生の中には感極まって涙を流す姿も見られ、無事に研修を終えたことの達成感や安堵とともに、励ましあった仲間との離れることの寂しさも伝わってくる修了式となりました。今後、23名はそれぞれの職場で看護師としての勤務に戻り、5月に行われる認定試験に挑みます。