病院・診療科について新入職看護師全員が参加して災害対策研修を実施

作成日時 2012年05月19日


 平成24年度新入職看護師124名を対象にした災害対策研修が、5月15日から17日までの3日間にわたって行われ、「災害拠点病院の役割と災害時の行動」について受講するとともに消火器の取り扱いなどを実地体験しました。
 この研修は、看護部業務管理委員会が新入職看護師全員に対して、大勢の患者さんをかかえる病院職員として防災意識を高め、防災行動力の向上を図ることを目的に毎年行っているものです。
 各日とも約40名の新入職看護師が参加し、2グループに分かれて講義とデモンストレーションを交互に受けました。講義では、石巻赤十字病院の東日本大震災における初動記録映像の視聴と、新入職者が知っておくべき災害対策についての説明がありました。デモンストレーションはセンタープラザで行われ、消火器と屋内消火栓の使用方法について学園の防火管理者からデモンストレーションがあったあと、看護師たちが実際に消火器を手にして消火訓練を行いました。
 訓練に参加した看護師からは、「訓練に参加したことで、災害時のイメージが湧きました」「今まで消火器などの使い方を学ぶ機会が無かったので、学ぶことが出来て良かったです」などという感想が聞かれました。