病院・診療科について当院高度救命救急センター、山口教授と佐藤看護師に外務大臣から感謝状を授与
作成日時 2012年06月08日


山口センター長と佐藤看護師は、昨年8月にロシア連邦ハバロフスク地方で発生した石油精製工場の火災事故において、全身火傷の重傷を負い当院高度救命救急センターに搬送された患者の治療にあたったことについて、国際協力及び日ロの友好親善関係の発展に貢献したとして感謝状が贈られたものです。


学会で発表を行う佐藤看護師 患者搬送の機内でのスタッフ同士での相談の様子
この経験を通じての治療・看護に関して、佐藤看護師は5月31日(木)から6月1日(金)に行われた第38回日本熱傷学会・学術集会で、「ハバロフスク石油精製工場火災事故における熱傷患者の緊急援助派遣と緊急搬送」と題し、航空搬送時の強い振動に対する患者への備えや、離陸時の急な気圧の変化・酸素濃度の低下への対応等、看護の実際について発表を行い、出席者の関心を集めました。


現地で打合せを行う山口教授とロシア人医師たち 「今後の両国の親しみがますます深まることを期
待します」と記された山口教授・佐藤看護師の署名