病院・診療科について千葉大学医学部附属病院一行が本学脳卒中センターを訪問
作成日時 2012年07月06日
杏林大学側は、齋藤副院長、塩川脳神経外科教授の他、看護部より3名(師長1名、 副師長1名、 師長補佐1名)が出席し対応しました。
今回の訪問の目的は、集学的な急性期脳卒中診療を推進している本学医学部付属病院の脳卒中ケアユニット(SCU)を見学し、運営していくための仕組み・体制づくりのポイントや考え方、大学病院としての地域との連携等を学ぶことにありました。また千葉大学医学部附属病院でのICU病床の増床と高度救命救急センター及び包括的脳卒中センター新設のため、施設設備の設計・計画等ハード面についても見学目標となっておりました。


外来棟10階の会議室に一行を迎え、まず初めに齋藤副院長より本学付属病院の概要と集中治療領域の運用とベッド数等主としてハード面についての説明が行われました。続いて塩川教授より、本学脳卒中センター開設に至るまでの経緯や開設後の状況等について詳細な説明がありました。
その後齋藤副院長が先導しての病院施設見学となりましたが、今回はこの8月に完成し、10月にオープン予定の第3病棟4階の新脳卒中センターのスペースをまず見てもらいました。まだ完成途中ですが、全体的にゆとりを持って造られた空間に一同驚きの声をあげていました。次に中央病棟、外科病棟と回り、それぞれC-ICU、S-ICUを見学し、救急救命センター棟の内部を見てから第2病棟に入り、最後に現脳卒中センターを見学しました。ここでは、病棟内に設置されたリハビリ部門のスペースとPT、OTによる患者へのリハビリ指導に特に関心を示している様子でした。
齋藤副院長は、「第3病棟はこの8月には完成し、その後移転等が行われ10月にはオープン予定なので、またその頃是非お越し下さい」と話していました。
また、塩川教授は、「これから千葉大学医学部附属病院のICU病床増床や脳卒中センター新設に伴い、今後何かお力になれることがあれば遠慮なくメール等で知らせて下さい」と協力を約束していました。

