病院・診療科について最新のX線血管撮影装置を導入

作成日時 2015年03月25日


 外来棟地下1階、血管撮影室に最新型のX線血管撮影装置(シーメンス社製 Artis Q biplane)が導入され、3月25日から稼働が始まりました。
 この装置は頭部の血管を撮影するためのもので、正面と側面の2方向から同時に撮影が可能となる“バイプレーンシステム”を搭載しているため、撮影時間が半減するのみならず、撮影時に患者さんに投与する造影剤の量が半分となり、身体への負担が半減します。また従来型より被ばく量を大幅に抑えることができ、高解像度の画質を備えているため、疾患がより判明しやすくなり、治療に大いに役立つということです。
 放射線科 似鳥俊明教授は、「当院にある5台の血管撮影装置のうち、最新型の装置はこれで4台目となります。これらの装置を今後患者さんのために有効活用していきます」と話しています。