病院・診療科について5/16アカペラ院内コンサート“Redhot & Blue of Yale”(イエール大学) の報告

作成日時 2015年05月19日



 当院外来棟1階の待合ホールで5月16日(土)、イエール大学の学生で結成された、アカペラグループ“Redhot & Blue of Yale”によるコンサートが開かれ、入院患者さんやお見舞いのご家族の方たち170名が総勢14名の学生の元気な澄んだ歌と心地よいハーモニーに耳を傾けました。 
 “Redhot & Blue of Yale”は毎年アメリカ国内だけでなく、海外でもコンサートを行い、歌を通じて文化交流をしており、イエール大学で一番古い実力派のアカペラグループです。5月の来日ツアーでは学校などにも訪れ、子供たちとの交流を深めています。この度は本学の八王子キャンパス外国語学部の関 美和先生の紹介で実現したコンサートとなりました。
 アカペラとは楽器の伴奏を用いず、声だけで音を作り出す音楽で、一人一人が確実な音程で歌わないとキレイな音楽になりません。14名の見事に調和のとれたハーモニーとバラエティーに富んだアレンジをした曲が、聴く者をワクワクとした気持ちにしてくれました。

 

 曲はどこかで聴いたことのある有名なスタンダードジャズを中心に、日本では缶コーヒーのCMで馴染みのある“ジョージア オン マイ マインド”や、宇宙船アポロ号にも積込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲である“フライ ミー トゥ ザ ムーン”や、オズの魔法使いの曲として有名な“サムウェア オーバー ザ レインボウ”など全12曲で、自然と体がリズムを取ってしまうものばかりでした。
メンバーの自己紹介では出身地、好きな日本語、将来の夢などを語ってくれました。中には「アメリカ大統領になるのが夢です」というメンバーや日本語が堪能なメンバーもいて、会場が湧く場面もありました。
 松田博青本学園理事長の挨拶の後、アンコールにジャクソン5の“ABC”を含む3曲を披露いただき、皆さんの手拍子と共にコンサートは終了しました。

 
   中央)挨拶をする松田理事長

 患者さんの中には、「午前中に退院をしましたが、コンサートをどうしても聴きたくて待っていました。素敵なハーモニーに感動しました」とイエール大学生に感想を伝える人もいました。人間の声には計り知れない力があるのだと感じるコンサートでした。
 次回の院内コンサートは、5月30日(土)に開催されます。皆様のご来場を心よりお待ちしています。                       
病院庶務課