地域包括ケア病棟概要・特色

病棟医長からのごあいさつ

地域包括ケア病棟医長/特任教授 高山 信之 地域包括ケア病棟医長/特任教授
高山 信之

地域包括ケア病棟は、急性期病院での治療が終了して病状が安定したものの、さまざまな理由ですぐにご自宅に帰ることが難しい患者さんに対象とした病棟です。病棟では、安定期(慢性期)の医療・看護を継続しながら、在宅復帰が可能な身体機能の回復を目指してリハビリを行い、また在宅への移行がスムーズになるよう、環境整備の支援などを行っています。どうしても在宅での生活が難しい患者さんには,有料老人ホームなどへの入所の調整を行うこともあります。
対象となるのは、急性期疾患の回復後の患者さん、手術後で在宅復帰までにもう少し経過観察が必要な患者さんなどになります。普段は在宅療養を行っている患者さんの療養入院・ショートステイ(レスパイト入院)も受け入れています。
病棟医長の高山医師の専門は血液内科で、長らく三鷹の杏林大学病院本院で、教育・診療・研究に携わってきました。2025年4月から杉並病院に勤務しています。本病棟の病棟医長が主な職務となっていますが、院内の血液疾患のコンサルテーションも行っています(詳細は >血液内科をご覧ください)。これまで臨床経験を生かして、患者さんに寄り添った優しい医療を提供していきたいと思います。

対象となる方

  • 急性期疾患(急性感染症、心疾患、脳血管障害など)の回復後の患者さん
  • 手術(整形外科、消化器外科など)の後で、在宅復帰までもう少し入院での経過観察が必要な患者さん
  • 在宅療養中で、一時的な療養入院・ショートステイ(レスパイト入院)を希望される患者さん

活動内容

病棟専属の理学療法士が、原則として毎日、患者さんお一人おひとりの身体能力に応じたリハビリを行います。
また、毎日午前11時からは「体操の時間」があります。移動が可能な患者さんが休憩室に集まって、担当看護師の指導のもと、皆で一緒に身体を動かし、気分転換を図ります。
退院支援看護師が適宜患者さんのご家族と面談し、退院の具体的な目標を設定し、個々の患者さんのご家庭の事情に合わせた環境整備の助言など、在宅に向けた様々な支援を行います。
当病棟への転院・入院を希望される場合は、下記までご連絡ください

連絡先(病棟直通)
TEL 03-6382-7647
FAX 03-6382-7648