お知らせ

4月1日に杏林大学医学部付属杉並病院が開院

 2024年4月1日、杏林大学の新しい付属病院として、杏林大学医学部付属杉並病院が杉並区和田に開院しました。
 三鷹市新川に所在する本院の杏林大学医学部付属病院は1970年に医学部と共に開設され、特定機能病院として高度な医療の提供および研究開発や人材育成を行っています。

 この日開院した医学部付属杉並病院は、地域に密着した病院として、また三鷹市の医学部付属病院との緊密な連携のもと高度な医療を提供する病院として運営していきます。
 当院は、内科・外科等29の標榜診療科を有し、また東京都指定二次救急医療機関として、24時間365日、小児科をはじめ各科で救急診療に対応します。また、予防医学センター(人間ドック)では、質の高い医療システムを導入し、病気の発生を防ぐ予防医学に力を入れると共に、区の健診施設として区民の皆さまの健康管理にも寄与します。

 4月1日(月)には、開院に先立って午前8時から院内1階 多目的ホールで開院式が行われました。医療職・事務職などおよそ110人の職員が集まった式典で、松田剛明理事長は「この病院の開院により、東京の新宿以西の医療が強化されます。医療は日々高度化し、専門性は細分化されていきます。また、高齢化が進み複数の疾患をもっている患者さんも増えています。大学病院として専門性を高めつつ、先進的な医療を皆さんと一致団結して、患者さんに提供していきたい」と挨拶しました。 また、市村正一病院長は、「この日を迎えることができて感無量です。地域の皆さまの要望に応え、長く愛される病院に育てていきたい」と抱負を語りました。


松田理事長


市村病院長