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保健学部で看護師、保健師、助産師、社会福祉士などの国家試験の結果があいついで発表されました。本学の保健学部では、超難関といわれる社会福祉士国家試験で合格率が80.0%と全国平均の28.0%を大きく上回りました。看護師、保健師については全国平均を上回ったものの、常に高い合格率を収めてきた本学にとって今年は課題の残る結果となりました。各種国家試験の結果は以下のとおりです。
◆社会福祉士 (保健学部)
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杏林大学 |
全国 |
社会福祉士 |
80.0% |
28.0% |
全国平均28%のところを、80%の合格率はすばらしいと思います。医療系大学で社会福祉士の養成コースがあるのは、全国で杏林大学だけ。この特長が、たいへん難関といわれる国家試験の高合格率としてあらわれたと言えるでしょう。
◆保健師、助産師、看護師 (保健学部)
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杏林大学 |
全国 |
保健師 |
80.6% |
78.7% |
助産師 |
87.5% |
98.1% |
看護師 |
90.5% |
88.3% |
例年同様国家試験対策は学生の対策委員と教員委員が協力してきました。看護師・保健師ともに今年の全国合格率は下がりましたが、本学は全国平均値よりわずかに上回っています。問題を読みとる力の差が結果に影響したことは歴然としており、早い時期からの地道な取り組みが、合格への鍵となります。
◆看護師 (看護専門学校)
今年度は国家試験対策委員会を設け、例年にも増して国試対策に力を入れてきました。しかし、新卒者94名受験中、88名の合格(合格率93.6%)にとどまり、既卒者1名も残念な結果に終わりました。一般問題・状況設定問題の合格ラインが例年より高く、全国平均88.3%を上回ってはいるものの、近年にない結果で、今後の国家試験の支援のあり方に課題を残しました。
◆臨床検査技師 (保健学部)
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杏林大学 |
全国 |
臨床検査技師 |
83.3% |
72.9% |
◆救急救命士(保健学部)
医師国家試験についてはこちら |
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2006.4.1 |
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