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中唐文学会大会のご案内
外国語学部 ・ 満江(平成18年度学会幹事)

 国内の中唐文学の研究者が一堂に会し、研究発表や講演を行う中唐文学会大会が、10月7日(土)杏林大学八王子キャンパスで開催されます。

 中唐文学会は1990年秋に駒澤大学で第1回の大会が開催されてから数えて、今秋、本学で開催される大会が通算第17回目となります。
 京都大学教授川合康三氏と筑波大学教授松本 肇氏が発足させたこの学会は、主に唐代文学(それも白楽天などが生きた中唐という時期の文学)を専門とする若手・中堅研究者が切磋琢磨するための集まりです。
 当初20数名から始まったこの学会も、いまや160名を超える規模となり、もともと大会の予稿集として始まった会報も、いまやISSN番号を持っています。専門も唐代、それも中唐の文学という狭い範囲を超えて、分野なら史学・書誌学、時代なら六朝・宋・明・清の研究者までがいまや会員となっています。
 発足者の川合・松本両氏もいまや、日本中国学会理事・評議員となって日本の中国学を背負って立つ立場になられています。本学会が将来の碩学を育てる場となるならば、その役割は決して小さくはないでしょう。

 本年度大会では、北京大学教授(現在東京大学客員教授)銭 志熙氏をシンポジウムのコメンテーターとしてお迎えし、慶應義塾大学斯道文庫の高橋 智氏による講演などを行います。
 大会は会員以外の方の来聴も歓迎致しますので、会員でない方もお気軽にご参加下さい。

日 程 平成18年10月7日(土)
会 場 杏林大学八王子キャンパス E棟401教室
*会員の方は郵送されるキャンパス案内図をご覧下さい。 
プログラム
12:30 受付開始
13:00 研究発表 司会:森岡ゆかり(近畿大学)
「晩唐詠史詩における四皓像」―李商隠「四皓廟」詩を中心に―」
大山 岩根(東北大学)
14:00 講演 司会:・ 満江(杏林大学)
「中国古典籍の流通について」
高橋 智(慶応義塾大学斯道文庫)
(10分休憩)
15:10 シンポジウム 司会:高芝 麻子(東京大学)
「中唐文学研究の未来―その深化と可能性を考える―」  
パネリスト:古川 末喜(佐賀大学)
       パネリスト:市川 桃子(明海大学)
       パネリスト:三上 英司(山形大学)
コメンテーター:銭 志熙(北京大学・現在東京大学客員教授)
(10分休憩)
17:30 総会
18:10 懇親会(於ガーデン丘)
*会員の方は郵送されるキャンパス案内図をご覧下さい。

2006.9.12
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