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平成19年1月別科修了式が行われる
  
 杏林大学別科日本語研修課程で1年間日本語を学んできた中国やエクアドルからの留学生の修了式が1月31日八王子キャンパスで行われました。
 この日修了式を迎えたのは、中国・韓国・ミャンマー・アクアドルからの留学生8人と、台湾・韓国の協定校から平成18年度交換留学生・委託生として外国語学部で学んでいた留学生5人のあわせて13人です。

 式では学事報告のあと、鳥尾克二外国語学部長が「人は人によって人となる」と言う言葉を引用して、「この1年間で皆さんは、別科の指導教員や日本人学生とのコミュニケーションをとおして成長されました。これからさらに日本語や日本文化への理解を深め、それぞれの分野で活躍してほしい」と励ましの言葉をおくりました。
 つづいて、18年間杏林大学で別科生の指導にあたられ、この春定年を迎えた清水邦子外国語学部教授は「聖書に『持っている人はますます豊かに、持っていない人は持っているものまで取り上げられる』という言葉があります。努力をするかしないかで結果は大きく変わってしまいます。これから日本人学生に混じり学部生として勉強していくことは大変ですが、努力を続けてください。そして勉強だけでなく日本の国や文化にも興味を持って、ますます豊かになってください」と学生たちにエールを送りました。

 この日、日本語研修課程を修了した8人の留学生は、この春から杏林大学の外国語学部や総合政策学部、あるいは他大学に進学し、5人の交換留学生や委託生は杏林大学での留学経験を生かして帰国後も日本語の勉強に励むなどそれぞれの道に進むことにしており、式のあと行われた懇親会では、恩師や1年間勉学をともにしてきた仲間と新しい門出を祝いあいました。


2007.2.1
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