がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

平成26年度 保健学研究科 「がん患者コーディネーター養成(インテンシブ)コース修了報告

がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業の一つとして、本学大学院保健学研究科では「がん看護専門看護師養成コース」「がん患者コーディネーター養成コース(インテンシブコース)」が設置されています。そのうち、「がん患者コーディネーター養成コース(インテンシブコース)」が9月20日から3ヶ月間のプログラム 全21講義(演習含む)を終え、最終日である12月13日の講義終了後、本プラン保健学研究科代表 中島恵美子教授より全員に修了証が手渡されました。

3年目となる本年度も、がん患者さんの症状マネジメントに必要な知識や技術、病院から在宅へ移行するために必要なコーディネートが学べるようにと、中島恵美子教授の講義の他、がん看護にまつわるスペシャリストの方々による講義・演習など充実したプログラムで行われました。本年度は、前年度より多く20名の方が受講されました。異なる病院で働くひととの交流や意見交換なども活発に行われ、学ぶことへの意識の高さを感じました。

受講生からは、リンパ浮腫緩和に対するリンパマッサージの技術演習や、コーディネーションスキルを学ぶための体験学習はもちろん、ソーシャルワーカーなど専門職の方から直接講義を受ける機会はあまりないことなのでよかった、このコースで学んだ事を持ち帰り実践で生かしていきたい、などの感想が寄せられ、受講生にとって大変有意義で、学びの深い時間となったようです。本コースは次年度も開講致しますので、がん看護に興味のある方は是非ご参加下さい。

― 杏林大学は、東京女子医科大学、帝京大学、駒澤大学と共同で向こう5年間かけて推進する文部科学省 先進的医療イノベーション人材養成事業「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」に「都市型がん医療連携を担う人材の実績的教育プログラム」を申請し、平成24年度採択されました ―