がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

第2回 連携4大学合同カンファレンスを開催いたしました

平成28年12月3日(土)に本学 井の頭キャンパスにて2回目の連携4大学合同カンファレンスを開催いたしました。今回が本がんプロ最後の合同カンファレンスになりますが、55名という多くの参加をいただきました。

今回は「高齢者のがん診療の現状と課題」をテーマとし、第1部は基調講演として、本学 腫瘍内科 長島文夫 准教授に米国やわが国における高齢者のがん診療や、臨床研究などについて幅広い講演をいただきました。第2部では、各連携4大学所属の大学院生より高齢者のがん診療に関する5演題が発表され、討論を行いました。また、外部コメンテーターとして都立駒込病院名誉院長 佐々木常雄 先生と聖路加国際病院腫瘍内科部長 山内照夫 先生にご出席いただき、各演題に関し丁寧なコメントと総評をいただきました。

高齢化社会はわが国全体の問題でありますが、高齢者の独居や老々介護など都市部ならではの多くの課題があげられるなか、今回の5つの報告により、改めてこれらの課題の重要性が確認することができ、共有できたのではないかと感じます。