講演会・イベント案内
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杏林大学公開講演会/八王子いちょう塾

災害が起きたときの医療はどのように準備されているでしょうか?
−東京DMAT誕生の経緯と実際の活動−

杏林大学医学部高度救命救急センター主任教授 山口芳裕


日時:平成18年9月9日(土) 13:30〜15:00
会場:八王子市学園都市センター イベントホール

 従来の医療救護班は、災害が発生してもすぐには行動せず、現場からの要請を待って出動し、安全な救護所において、患者さんの応急処置等にあたりました。しかし、一人でも多くの命を救うためには、災害発生直後に、専門的なトレーニングを受けた医師や看護師が医療資器材を携えて現場に急行し、その場で救命処置などを行ったり、さらに高度な治療が行えるように災害被害地域の外へ搬送することが必要です。このような考え方に基づき、平成16年8月、東京DMAT(Disaster Medical Assistance Team)が設立されました。

 東京DMATの活動には、被災地(現地)への迅速な対応や、医療チームを速やかに派遣し運営するための積極的なコーディネート、後方支援(輸送・宿舎・食料・金銭的援助)など、市や町の自治体はもとより、住民のみなさんとの連携が欠かせません。

 本講座では、訓練や実際の活動の様子を交えながら、東京DMATを紹介すると共に、一般市民の皆さんに知っておいていただきたい災害医療に関する基本的な知識について解説します。



入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください


問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室








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