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日時:平成18年10月28日(土) 13:30〜15:00
会場:八王子市学園都市センター
非常事態である。巷には猟奇的な事件が氾濫し、子供が毒牙にかかっている。
知らない人を信じるなと教育がなされ、人との触れ合いの機会を失っている。
家にこもる子供は個室に入り、ゲームとインターネットに明け暮れ、幼くして他人の干渉を遮断する人格が形成される。
以前、凶悪犯罪の低年齢化が叫ばれた時代、こうした子供たちが問題視された。彼らは今や大人となり、一部はやはり幼く歪んだ何かを満たさんと、凶行に走っている。悲劇である。
この狂気の時代に「命の教育」が提唱されている。
ここに、その一つ、「生命の尊厳」を礎とし、救急救命法を用いたモラル教育についてその効用を考える。果たして「子供たちの未来に救命が出来ること」とは?
●講師略歴●
財団法人救急救命東京研修所教授、成蹊学園保健管理センター所長、杏林大学保健学部非常勤講師、NPO法人スポーツメディカル協会理事
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