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杏林大学公開講演会 後援:日本脳卒中協会



知っておきたい脳卒中の話

杏林大学病院脳卒中センター 栗田 浩樹
下斗米友美
山田 深

日時:平成19年5月26日(土) 13:30〜15:00
会場:杏林大学 三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階)


 脳卒中は日本人の国民病とも言われ、ガンや心臓病とならんで三大疾病とされています。昨今、脳梗塞の新薬が認可された事もあり、国民の関心も高まっています。本講座では、新設された杏林大学病院脳卒中センターの専門スタッフが、脳卒中の最新の治療やケアから家庭でできるリハビリや予防法までをわかり易く解説します。

講演1:「脳卒中の最新治療と予防法」   脳卒中センター病棟医長 栗田浩樹
 脳梗塞は不治の病と考えられてきましたが、血栓を溶かすtPAという新薬の登場により、発症して3時間以内に専門の脳卒中センターで治療が開始できれば、後遺症なく社会復帰できる可能性も高くなりました。一方、食生活の欧米化や運動不足により、脳や頚部の血管にコレステロールが溜まり、脳梗塞予備軍の人の割合は増えています。脳卒中センターで行われている最新の治療を紹介し、脳卒中にならないための注意点をお話します。

講演2:「脳卒中の看護と介護」   脳卒中センター副看護師長 下斗米 友美
 脳卒中は、認知障害や麻痺、言葉がうまく話せなくなる失語など、日常生活に支障をきたす症状が現れます。このような患者様は後遺症を残して生活を送らなければならない場合もありますが、私達看護師は、なるべく早く今までの生活に戻れるよう日々のケアにあたっています。脳卒中に多い症状に対しての看護ケアの実際をお話したいと思います。

講演3:「脳卒中のリハビリテーション」   脳卒中センター副病棟医長 山田 深
 脳卒中は後遺症が残ってしまう病気ですが、リハビリを行うことである程度の回復が得られます。医療保険の打ち切りが話題となっていますが、時期を逃さず、適切なリハビリを行うことが重要です。リハビリの流れについて触れ、その目指すべきところに迫ります。




●講師略歴●

● 栗田浩樹(くりた ひろき) 1990年信州大学医学部卒業、1993年東京大学脳神経外科助手、1998年フライブルク大学(独)脳神経外科助手、2004年杏林大学脳神経外科講師・病棟医長、2006年杏林大学脳卒中センター病棟医長(併任)。脳卒中専門医、脳神経外科専門医。

● 下斗米友美(しもとまい ゆみ) 2005年杏林大学病院脳神経外科主任、2006年脳卒中センター看護師長補佐、2007年副看護師長。

● 山田 深(やまだ しん) 1997年慶應義塾大学医学部卒業、2006年杏林大学リハビリテーション医学助手、脳卒中センター副病棟医長、2007年年杏林大学リハビリテーション医学講師。リハビリテーション専門医。





入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください


問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室





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