講演会・イベント案内
講演会・イベント案内
講演会・イベント案内

杏林大学公開講演会/八王子いちょう塾

現代人の心のストレス
−もうストレスで悩まない−
杏林大学保健学部健康福祉学科 田島 治

日時:平成19年9月21日(金) 18:00〜19:30
会場:八王子市学園都市センター・イベントホール


この講座では不安とうつを中心にして、現代社会を生き抜くためのストレス対処について一緒に考えてみたいと思います。
1. 豊かさの中の不安とうつ
2. 不安の現れる3つの方向
3. うつになりやすい人
4. 不安・うつを起こす心の歪み
5. ストレス社会を生き抜くためのタイプ別ストレス対処法
6. ストレスを減らす15の方法
7. 生き方を見直す7つのストップ

受講生へのメッセージ:
携帯電話やパソコンが普及し、中高年の方もデジカメを楽しんだりメールでやり取りしたり、ネットで買い物や予約が簡単にできる便利な時代になりました。
多くの方が物を大量に消費し、ほんの何十年か前には想像もつかない安楽な暮らしができるようになりましたが、心の豊かさを実感できない方も増えています。
わが国では景気回復が続いているといわれますが、その一方で年間3万人以上もの自殺者数が8年も続いています。
うつ病で治療を受ける方の数も、20年前には10万人以下であったものが現在では100万人近くに急増しています。引きこもりの方の数も数十万人以上、児童虐待も急増しています。
ここでは物が溢れる時代、ネット時代に心の健康を保つための方法について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。





●講師略歴●
杏林大学医学部卒。同大学大学院修了。医学博士。同大学医学部精神神経科講師、助教授を経て平成12年より現職。
不安とうつをテーマに現代社会におけるメンタルヘルスについて研究、教育および臨床を行っている。とくにうつ病や双極性障害、パニック障害、全般性不安障害、社会不安障害の診断治療について、薬物療法を中心にして基礎、臨床の両面から活動を行っている。
地域における精神保健活動として三鷹武蔵野保健所の精神保健相談、三鷹市社会福祉協議会の精神保健ボランティア講座の講師、社会福祉法人府中地域福祉会えりじあ副理事長兼顧問医、社会福祉法人にじの里嘱託医など。

著書:「不安症の時代」(共著、日本評論社、1997年)、「こころのくすり最新事情」(星和書店、2000年)、「こころの医学事典」(共著、講談社、2003年)、「抗うつ薬の時代―うつ病治療薬の光と影」(共訳、星和書店、2004年)、「抗うつ薬の功罪 SSRI論争と訴訟」(みすず書房、監修、2005年)、薬で治すそうとうつの時代(ごま書房、2006年)、精神医療の静かな革命(勉誠出版、2006年)。



入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください


問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室





戻る