日時:平成20年6月14日(土) 13:30-15:00
会場:杏林大学 三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階)
睡眠時無呼吸には、息を吸うときに咽頭部が塞がることによる閉塞型、脳の呼吸中枢の指令が消失する中枢型があります。
閉塞型無呼吸とは、睡眠中の反復性の吸気時上気道閉塞により無呼吸が生じる状態です。気道閉塞により気流がないまま努力呼吸をすることになり、低酸素血症、睡眠パターンの乱れなどが起こり、いびき・日中の過度の眠気が典型的な症状です。放置すると心臓疾患、脳疾患など命に関わる問題も生じます。肥満・鼻づまり・扁桃腺肥大、メタボリックシンドロームなどと深い関連があります。
これらについてわかりやすく解説致します。
●講師略歴●
1974年 |
慶應義塾大学医学部卒 |
1974年 |
慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科 臨床研修医 |
1977年 |
慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科 助手 |
1982年 |
横浜警友病院耳鼻咽喉科 副部長 |
1983年 |
医学博士(慶應義塾大学) |
1985年 |
米国マウントサイナイ医科大学リサーチフェロウ |
1988年 |
慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科 助手 |
1988年 |
癌研究会付属病院頭頸科 医員 |
1989年 |
都立大塚病院耳鼻咽喉科 医長 |
1991年 |
順天堂大学医学部付属順天堂医院耳鼻咽喉科 講師 |
1993年 |
順天堂大学医学部付属順天堂医院耳鼻咽喉科 助教授 |
1998年 |
防衛医科大学校耳鼻咽喉科 助教授 |
2002年 |
杏林大学医学部耳鼻咽喉科 教授 |
2003年 |
杏林大学医学部耳鼻咽喉科 主任教授 |
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現在に至る |
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