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杏林大学公開講演会

がん治療のいま −化学療法の最前線−

 




杏林大学医学部内科学腫瘍科教授 古瀬  純司


日時:平成21年5月23日(土) 13:30-15:00
会場:杏林大学三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階)

 

 

 わが国の死因の第一位は悪性新生物、いわゆる「がん」であり、昭和56年に死因順位第一位となって以降一貫して増えています。この数年、わが国では年間50万人以上の方が「がん」と診断され、約30万人の方ががんで亡くなっており、今3人に1人が「がん」で亡くなっている状況です。がん治療としては多くの場合、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法)、緩和治療が病状によって行われますが、治療法の進歩により治癒率が向上したとはいえ、再発や増悪を認める場合がまだまだ少なくありません。つまり、様々な治療を継続し、「がん」と付き合っていく必要があるわけです。特に進行がんでの治療は化学療法、いわゆる抗がん剤による治療をできるだけ長く続けるという治療が主体となります。様々な抗がん剤が開発され、がん化学療法も大きく進歩してきています。日常生活をなるべく損なわず、上手に化学療法を受ける、そして気長に、うまく「がん」と付き合うという考え方も大切です。がん治療の基本的な考え方、化学療法の進歩と実際についてお話したいと思います。






●講師略歴●

1984年3月 千葉大学医学部卒業
1984年5月 千葉大学医学部附属病院 第一内科 研修医
1985年10月 清水厚生病院 内科 医師
1987年10月 千葉大学医学部附属病院 第一内科 医員
1990年4月 社会保険船橋中央病院 内科 医長
1992年1月 国立柏病院 内科 医師
1992年7月 国立がんセンター東病院 臨床検査部 医員
1999年4月 同         病棟部 医長 

2001年 9月-2002年8月

米国、トーマス・ジェファーソン大学、放射線部、腫瘍内科学、客員研究員
2008年2月 国立がんセンター東病院 病棟部 医長退職
2008年3月 杏林大学医学部内科学腫瘍科教授、現在に至る
   
2008年4月より、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)肝胆膵グループ代表を務める
 
専門領域
消化器がん、肝癌膵がんに対する化学療法や放射線療法などの非手術治療

 




入場無料・申し込み不要
直接会場へお越しください


問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室





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