日時:平成22年6月26日(土) 13:30ー15:00
会場:杏林大学三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階) 【定員 243名】
○講演概要
めまいをおこす病気は非常に多く、中でも一番多いのは内耳の病気です。それ以外にも脳、心臓、頚椎の病気、精神疾患など、病気が多い上に一つの診療科で対応できる範囲にとどまりません。さらに、脳梗塞や脳出血のような危険なめまいも潜んでいるため、診断には注意を要します。本講演では、頻度の高いめまい疾患や危険なめまいについて、内耳や脳でいったい何が起こっているのか、どのような治療が有効かを説明します。また、三半規管の働きや乗り物酔いについてもお話しします。
○講師略歴
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昭和60年 |
慶應義塾大学医学部卒業 |
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慶應義塾大学耳鼻咽喉科入局 |
平成元年 |
平衡機能(身体のバランスを維持するしくみ)の研究に従事 |
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めまい外来を担当 |
平成5年 |
学位を取得「乗り物酔いの原因と個人差に関する研究」 |
平成6年 |
留学:パリ LPPA/College de France |
平成8年 |
国立病院機構 東京医療センター |
平成11年 |
さいたま市立病院 |
平成18年 |
杏林大学医学部准教授 現在に至る |
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専門:めまい疾患、難聴疾患の診療 |
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