日時:平成23年6月4日(土) 13:30−15:00
会場:杏林大学三鷹キャンパス大学院講堂(第2病棟4階) 【定員 243名】
○講演概要
ヒトは母親のお腹の中、無菌的な世界に生を与えられ、その後、有菌的世界へ産み落とされる。今、私たちが生きる世界はウイルスや細菌など多くの微生物が存在しており、この微生物が体に侵入し安定して増殖し始めるとヒトは感染症を発症する。病原体は、ヒトに感染症を発症させる病原性を有しているわけである。しかし、ヒトには免疫という抵抗力が備わっており、感染症の発症は病原体の病原性と免疫抵抗力とのバランスで決定される。講演では、感染症と免疫との関係をわかりやすく説明したい。
○講師略歴
昭和56年 杏林大学医学部微生物学教室助手
平成8年 同講師
平成9年−10年 ケニア感染症研究対策プロジェクトへ派遣
平成16年 杏林大学医学部感染症学講座助教授
平成19年 杏林大学保健学部免疫学研究室教授 現在に至る
医学博士、インフェクションコントロールドクター
平成16年 日本臨床腸内微生物学会 第1回大島賞受賞
平成18年 杏林大学医学部 Teacher of the year 2005受賞
平成22年 杏林大学保健学部 Teacher of the year 2009受賞
○所属学会等
日本マイコプラズマ学会(理事)、日本無菌生物ノートバイオジー学会(理事)、日本臨床腸内微生物学会(幹事)、日本細菌学会(評議員)、日本感染症学会(評議員)、日本免疫学会、日本臨床微生物学会、日本救急医学会、杏林医学会
>>保健学部教員紹介ページ
入場無料・申し込み不要
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問い合わせ 杏林大学 広報企画調査室
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