中竹 俊彦
リンパ球を追う(シリーズ200)リンパ球の世界(II)‐リンパ球の本質に迫る‐2−6.リンパ組織の形成(形成の経緯)は?
リンパ球の世界(II)
‐リンパ球の本質に迫る‐
2−6.リンパ組織の形成(形成の経緯)は?
杏林大学 保健学部 臨床血液学 中竹 俊彦
発生過程では「胸腺」が胎児の「えら」の位置:第3鰓嚢(さいのう)に形成され、腹部では腹部上行大静脈に沿ってリンパ管が発生します。
最終的に咽頭内のワルダイエル輪(または、環)に位置するリンパ組織(扁桃を含む)、頸部リンパ節、腋窩リンパ節、肺門部リンパ節、消化管所属リンパ節、鼠径リンパ節、胸管(リンパ本幹)そして右リンパ総幹管がそれぞれ左、右の鎖骨下静脈に流入する形で完成されます。
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体裁
B5版(本文 305頁)
目次(序論・1〜24まで9頁)
索引(欧文A〜Z 2頁、和文索引19頁 合計21頁)
(頒布いたします)
入手方法の問い合わせ(nakatake@kdt.biglobe.ne.jp)半角アットマークで可能です。