中竹 俊彦
リンパ球を追う(シリーズ200)リンパ球の世界(II)‐リンパ球の本質に迫る‐2−8.リンパ球の活性化(活性化の証拠は?)
リンパ球の世界(II)
‐リンパ球の本質に迫る‐
2−8.リンパ球の活性化の証拠とは?
杏林大学 保健学部 臨床血液学 中竹 俊彦
リンパ球の活性化は、活性化の前半においては、細胞学的には膜の受容体へ抗原やサイトカインなど種々の刺激因子の結合から始まり、細胞質内の刺激伝達経路を経て核へ伝わるのですが、形態学的には核のクロマチン構造の繊細化の辺りからしか推定できません。
さらに後半には、細胞質の塩基好性の増加、細胞直径の大型化、核小体の明瞭化と大型化などです。私たちが観察できるこれらの形態学的な変化や証拠は、リンパ球活性化の時間軸からみると後半のできごとに相当します。
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体裁
B5版(本文 305頁)
目次(序論・1〜24まで9頁)
索引(欧文A〜Z 2頁、和文索引19頁 合計21頁)
(頒布いたします)
入手方法の問い合わせ(nakatake@kdt.biglobe.ne.jp)半角アットマークで可能です。