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理事長あいさつ

PPSA新理事長を拝命して ― 本学会とは

 この度、草野満夫先生の後任として理事長を拝命いたしました。草野教授は10年の長きにわたり、名理事長として本学会を維持、運営されてまいりました。この学会は外科系連合会という名前のように、外科系を扱う臨床各科の先生方が集まり、日ごろの研究成果を英語で発表し交流する画期的な学会であると思われます。特に若い先生方にとりましては、国際学会に打って出る前哨戦として本学会を活用し、討論を重ねる事により自信をつけ、日本の医師の致命的な問題である語学のハンディキャップを克服する絶好の機会です。この様なユニークな学会は他になく、今後も存続し続けることが必要と考えます。
 この学会の基本精神の根底には和田壽郎名誉顧問の熱い医学教育に対する思いがあります。日本医学の高いレベルをもっと世界に認知してもうらうには、積極的に国際学会で発表し、論文をまとめる事が重要で、その足がかりとして本学会を活用してもらうのが設立当初からの主目的です。

 これまでの開催地はアジアオセアニア地域の魅力溢れる都市であります。現地の医師との交流、日本の医師との家族ぐるみでの交流と、楽しみは筆舌に尽くしがたいものがあります。私は初めて参加したバリ島の学会以来、本学会の虜となり、家族、医局員(特に新入局員は必ず発表を条件に参加)を連れて楽しい時間を過ごし、多くの友人を得ました。一度参加すると、必ず次回も参加するいわゆるリピーターの先生が多く、その和気藹々とした学会の様子は、あたかも一年に一回の almini night のようであります。
 私のこの言葉に、兎に角一回、騙されたと思って参加して頂くことから新しい未来が開けます。多くの外科系の先生方、特に若手の先生方の積極的な参加、そして学会運営への参画を切望いたします。

(※上記は平成21年に発行 PPSA-JC NEWS-LETTER に掲載されたものです)

                                  環太平洋外科系学会日本支部会
                                       理事長 甲能 直幸

前理事長あいさつ
PPSA-JCのこれまでを振り返る〜理事長交代にあたって〜



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