熱傷センター概要・特色
診療科概要
熱傷センターの役割は、広範囲熱傷から特殊な熱傷まで、急性期から慢性期のリハビリテーションまで統括的かつ専門的に治療することにあります。
取り扱っている主な疾患
- 1)広範囲熱傷
- 2)特殊熱傷(化学熱傷、放射線熱傷、電撃傷、凍傷、広範囲の皮膚欠損)
- 3)CO中毒
理念
地域医療の基幹施設として、また、わが国の救急医療の再重要拠点として、高度な救急医療を提供する。
基本方針
- 地域医療の基幹施設として、最良の救急医療を提供する。
- わが国の救急医療の最重要拠点としての立場を果たす。
- 最先端の救急医学を実践する。
目標
- 他の医療機関と有機的な連携を図りながら、地域救急医療の中心施設としての役割を果たす。
- わが国の救急医療の最重要拠点としての役割を果たす。
- 教育機関としての立場を利用し、最先端の救急医学の研究・実践を行う。
特色
杏林大学熱傷センターは東京都の三多摩地区および23区西部地域のみならず関東全域に広がる医療圏の三次的役割を有する熱傷施設です。昭和54年に救命救急センター内に2床の熱傷ベッドが設置され、その後平成7年には、特に高度な診療機能を有する施設としての高度救命救急センターの一部として、4床の熱傷治療室が認定されました。平成12年に、この熱傷治療室を独立させたものが熱傷センターです。これは厚生労働大臣が認定するもので、現在全国10ヶ所の救命センターだけが認定をうけています。