「日ごろから心構えを」 三鷹キャンパスで総合防災訓練を実施

作成日時:2015年09月01日

 8月30日(日)から9月5日(土)までの防災週間に合わせて、三鷹キャンパスで9月1日(火)、首都直下型地震を想定した平成27年度震災総合防災訓練が行われました。

 訓練は「三鷹市で震度6強の地震が発生した」という想定で行われ、午後3時、館内に地震発生を告げる非常放送が流れました。三鷹キャンパスの各部署では身の安全確保や避難経路の確認などの初動対応訓練が行われ、病院では防災資機材や非常用物資の点検・確認が進められました。


自衛消防隊員たちが参集

消火訓練

 本部・病院地区・学校地区の自衛消防隊員は非常放送と同時に防災センター前に集まり、部隊編成をした後、センタープラザでの初期消火訓練に臨みました。
 初期消火訓練には一般参加者も加わって約100名が参加、消火器を使って火元を想定した的に向けて放水したり、散水栓を使用した放水訓練を行ったりしました。


放水訓練

炊き出し訓練

 会場の一角では、病院栄養部の職員たちによる炊き出し訓練があり、炊き出しセットの具材に熱湯を入れて15分蒸らしたあと、パックに詰めて50人分の食事を作り、参加者に配りました。
 病院では災害時の食料備蓄として、患者さんと職員用に3日分に相当する約6,000食の非常用保存食を備えているということです。
 最後に、岩下光利病院長から講話があり、「いろいろと災害が報道されていますが、心構えを忘れないようにお願いします」と参加した職員に日ごろの備えの大切さを呼びかけました。


訓練には約100名が参加

講評する岩下病院長