三鷹市老人クラブ連合会と共催で健康長寿講演会

作成日時:2017年10月13日

 10月12日(木)、三鷹市の元気創造プラザで、当院と三鷹市老人クラブ連合会との合同行事として健康長寿講演会を開催しました。今回は、循環器内科の吉野秀朗教授と栄養部の塚田芳枝副部長による講演が行われ、三鷹市老人クラブ連合会の会員約40名が参加しました。


高橋会長の挨拶

 三鷹市老人クラブ連合会の高橋景市会長の開会の挨拶に続いて、循環器内科の吉野秀朗教授が講演しました。今回は「心臓病にならないための予防と再発しないための予防」という演題で、ユーモアを交え、具体例を多くあげながら講演しました。どんな症状が出たら心臓病を疑うかや狭心症のさまざまな症状、心筋梗塞発症のメカニズム、生活習慣の改善など、わかりやすい説明に参加者は深くうなずきながら聞いていました。最後に「一読、十笑、百吸、千字、万歩」の健康法を紹介し、講演を終えました。


吉野教授による講演

 続いて、病態栄養認定管理栄養士で栄養部の塚田芳枝副部長が「心臓病と食事」という演題で講演しました。心臓病のリスクに関連した食生活のポイントとして、食事量、栄養バランス、減塩の三つをあげ、カロリーや食塩濃度のような細かな計測をすることなく、体重管理や食事の組み合わせの注意点など、家庭でも実践できる方法を紹介していました。さらに講演の最後にはクイズ形式でポイントを説明し、参加者も理解を深めていました。


塚田副部長による講演

 講演会終了後には、院内で介護ショップなどを運営している杏林学園の関連会社㈱KRLから、低カロリー食品などのプレゼントが配られました。