院内ギャラリーでサバンナの野生動物写真展を開催

作成日時:2018年12月04日

 第2病棟1階のギャラリーで、12月3日(月)から「サバンナの風に訊く~Born Free」と題した、野生動物の写真展を開催しています。
 写真家の渡壁 大さんは、20年程前から東アフリカのケニアに通い、野生動物を撮影し続けています。2年前に都内で写真展を開催し、闘病中の方から感想をいただいたことがきっかけで、病院での写真展を模索していました。また、調布市出身で杏林大学病院が身近な存在であったこともあり、当院での開催が実現しました。
 渡壁さんは、「サバンナの魅力は、生命の誕生と終焉のサイクルが淡々と引き継がれていく中で、野生動物たちが悠々と生きているところだ」と話しています。中でも夕焼け空は、その日の命を生ききった証として、感銘を受けたとのことです。
 今回の写真展では、野生動物が夕焼けに包まれた大地を悠然と歩く姿や大自然の中でのびのびと過ごす姿、仲睦まじい親子の姿など45点の写真を飾っています。
 「患者さんや来院者に、悠久のサバンナが与えてくれる勇気と安寧を少しでも感じていただければ、と思っています。迷いや悩みがあったら、心の言葉で訊いてみてください。そしてサバンナの風の音、動物たちのつぶやきに、耳を澄ませてみてください。動物たちはきっと、優しく語りかけてくれると思います」と話しています。
 展示は2019年1月8日(火)まで行われます。来院の際は、ぜひお立ち寄りください。





渡壁さんと寛いだ表情のライオン