医療現場でさらなる活躍を-集中ケア認定看護師教育課程 10期生修了式

作成日時:2019年03月30日

 集中治療室などでのクリティカルケアを行う専門認定資格「集中ケア認定看護師」の取得を目指し、昨年9月から当院で研修に励んだ34名が、無事研修を修了しました。
 3月29日(金)に行われた修了式では、修了証書授与の後、赤木美智男総合研修センター長が式辞として、「皆さんがこの教育過程で、真剣に患者さんと向き合い、クラスメイトと議論を交わしながら学んだ7ヶ月間は、貴重な経験になったのではないでしょうか。AIやロボットの発達と共に、医療の現場は日々変化しています。修了生の皆さんはこれからも学び続け、変化に対応できるより良い医療従事者になってください」と励ましの言葉を贈りました。
 続いて、道又元裕看護部長が、昨今の医師の働き方改革に触れながら、「看護師を含め医療従事者全体に、働き方や役割の変化が起きています。これから医療現場に戻る皆さんは、クリティカルケアの専門性に磨きをかけながら、患者さんにとって最適な看護が実践できるようになってください。そのためにまずは、5月に実施される認定審査への合格を目指し、これからも頑張ってください」と力強くエールを送りました。
  
左:道又部長から修了証書授与       右:赤木センター長の式辞

 祝電として、集中ケア認定看護師教育課程7期生、9期生からのメッセージが伝えられた後、修了生代表として武見和基さんが、教員や仲間に支えられ、課題を乗り越えられたことに謝意を述べ、「この教育課程で得た多くのものを糧に、明日からはそれぞれが、職場に戻り看護を実践していきます。そして、5月の認定審査に合格し、集中ケア認定看護師としての役割を果たせるよう自己研鑽を積んでいきます」と、決意を語りました。閉式後に修了生たちは、教員やクラスメイトと歓談に花を咲かせていました。

左から修了生代表武見さん、尾野敏明主任教員