第80回院内コンサートを開催

作成日時:2019年05月07日

 ゴールデンウィークとしては少し寒い天候の中、4月27日に恒例の院内コンサートが杏林大学病院外来棟待合ホールで開かれました。院内コンサートも今回で80回を数え、入院患者さんや付添いのご家族など、約100名が鑑賞しました。
 今年度第1回目のコンサートは桐朋学園大学音楽部門在校生によるアンサンブルで、同学園の望月晃さんのピアノ、東亮太さんのバイオリン、山本栞路さんのチェロという編成でした。
 曲目はモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第3番」に始まり、ショパンの「即興曲第1番、第3番」と続いたあと、サンサーンスの「白鳥」、メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第1番」が披露されました。それぞれの曲調は華やかだったり、ドラマチックだったりとバラエティに富んでいて、「明るい平成から、そのまま令和の時代に進んで行けたらとの思いで演奏しました」とピアノの望月さんは話していました。
 最後は本学園松田博青理事長のアンコールのリクエストで滝廉太郎の「花」が披露され、馴染みのあるメロディに小声で口ずさんでいる方もいました。
 また今回は桐朋学園の河原勇人理事長もお越しになり、こうした形で演奏する機会を設けてもらうことが将来音楽家になる若い学生達にとって貴重な経験になると、話していました。
 次回、令和最初の第81回院内コンサートは7月13日(土)を予定しています。