循環器内科伊藤医員が第4回日本肺高血圧・肺循環学会学術集会で受賞

作成日時:2019年08月20日

 6月21日、22日に浜松市で行われた第4回日本肺高血圧・肺循環学会学術集会で、当院循環器内科医員 伊藤準之助先生がYIA(Young Investigator’s Award)優秀賞(臨床部門)を受賞しました。
 本賞は、独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的として、すぐれた研究業績を発表した40歳以下の若手学会員に授与されます。
 伊藤先生の演題は、「当院における肺動脈性肺高血圧症の予後」です。これは過去10年間の当科における本疾患の予後を算出して報告したもので、一施設での予後ではありますが、過去10年で最も多い症例数を対象としており、最近のこの疾患の予後改善を端的に示しています。
 当科における肺動脈性肺高血圧症の患者数は現在日本で1、2位に位置しており、この賞も伊藤先生の優れた解析、発表力と共に、これだけの患者の診療に毎日従事している当科合田あゆみ講師、伊波 巧学内講師、菊池華子任期助教、竹内かおり任期助教、及び伊藤医員の頑張りの賜物と考えています。

循環器内科 教授 佐藤 徹