院内ギャラリーで「パリを描く展」を開催

作成日時:2020年11月05日

 第2病棟1階のギャラリー・アートスペースでは、11月2日(月)から「パリを描く展」と題して、フランス・パリなどの風景を描いた絵画を展示しています。
 展示者の山口 登さんは、2年前にご友人と「なのはな 『写真・遊便・絵画』三人展』と題した展示をこのギャラリーで行っており、今回は個展となります。山口さんは40年ほどパリで生活され、そこで出会った様々な風景をオイルパステルという画材を用いて描いています。現在は帰国し、描きためたスケッチをもとに、パリを偲びながら制作活動を続けているということです。
 会場には、パリの街並みを中心に描いたものや、2017年に国立新美術館で開催された「一期展」で新人賞を受賞した作品など、全18点が展示されています。
 山口さんは、「オイルパステルで癒しを表現しています。少しでも画材、画風から心の癒しを感じていただけたら幸いです。パリも東京もコロナ禍で暗雲に包まれています。医療、国の力とともに個人個人の小さな心掛けで暗雲を払いのけられる日を心から祈ります」と話しています。
 展示会は2021年1月12日(火)まで開催しています。(日・祝日休み)

 

 
新人賞を受賞した作品「サンポール広場」と共に