ビーズが描いたきらめく風景 院内ギャラリーでダイヤモンドアートを展示

作成日時:2024年05月22日

 第2病棟1階ギャラリー・アートスペースでは、小さなビーズを敷き詰めて作られたダイヤモンドアートが展示されています。展示者のみちこさんは、杏林病院で病気の治療を受けている時にギャラリーの作品から元気をもらったということで、その体験が今回の展示のきっかけになりました。
 ダイヤモンドアートは直径2㎜の小さな樹脂のビーズを何千も敷き詰められるため、1枚の作品を仕上げるのに1か月ほどかかるそうです。ギャラリーには四季の移ろいが感じられる作品など13点が展示されています。中でも、たくさんのひまわりが咲き誇っている様子を描いた作品は、黄色い花びらや青い空の濃淡がさまざまな色のビーズで表現され、生き生きとした写実性が感じられます。

 みちこさんは「四季が繰り返されるように、春の来ない人生はないということを患者さんや家族の方々に思っていただき、皆さんを少しでも勇気づけることができれば幸いです」と話しています。展示は6月13日(木)まで行われます。(*日・祝日休み)