ギャラリーで自然を感じるパステルアートとスクリーン版画を展示
作成日時:2024年10月02日
第2病棟1階のギャラリーで、10月1日(火)からパステルアートとスクリーン版画を展示しています。展示者の佐山雅美さんは難病を抱えていますが、不安なときアートに心を癒された経験から、現在アトリエ&サロンの運営や、小児科でアートを教えるボランティアを行っています。
3回目となる今回は、佐山さんのパステルアートと3年前に亡くなられたお父様 根田武彦(こんだ たけひこ) さんのスクリーン版画の55点展示しています。パステルアートは、チョークのような形状をしたパステルを粉にして指で描くアートで、スクリーン版画は、シルク(絹)を張ったスクリーンにインクを通して刷るアートです。
展示作品は、イルカと宇宙を融合させた幻想的で神秘的な作品や、北海道の妖精コロポックルを描いた作品、お父様の生まれ故郷である北海道の景色を描いた作品が展示されています。
中でも木を題材にしたスクリーン版画「大地」とパステルアート「Tree of life ~生命の木~」の2つの作品は、タッチの違いを楽みながら大自然の澄み切った空気を感じられるものとなっています。
佐山さんは「病院での時間は不安な時もあると思います。入院中・通院中の方やその家族の方、医療関係者の方々の癒しのひと時になっていただけたら嬉しいです」と話しています。
作品は10月31日(木)まで展示されています。(*日曜、祝日休み)