当院が植込型補助人工心臓実施施設に認定
作成日時:2025年04月08日
杏林大学医学部付属病院では、植込型補助人工心臓の装着手術を受けることができます。
当院は、補助人工心臓治療関連学会協議会より「植込型補助人工心臓実施施設」として認定を受けました。この認定は、重い心不全で薬物療法などの治療が効かなくなった患者さんにとって、唯一残された選択肢となる植込型補助人工心臓(VAD:Ventricular Assist Device)の装着手術を実施できる施設であることを示しています。
この認定を受けている医療機関は、2025年現在、全国で40施設にも満たない状況です。当院では2021年より「植込型補助人工心臓管理施設」として、装着中の患者さんの管理を行ってきました。その間、手術実施に向けた体制整備、各種マニュアルの策定、診療体制の充実などに4年をかけて取り組み、東京都23区外では初となる「植込型補助人工心臓実施施設」として認定されました。
西東京で唯一の大学病院本院であり、特定機能病院でもある当院では、今後も高度で幅広い循環器疾患の治療を提供してまいります。これからも、より一層安心・安全な医療の提供に努め、患者さんに信頼され、選ばれる病院を目指してまいります。