ヴァイオリンとピアノのハーモニーが彩る春 ― 第92回院内コンサート開催

作成日時:2025年04月23日

 4月19日(土)、桐朋学園大学音楽学部による院内コンサートが外来棟の待合ロビーで開催されました。今回の演奏は、ヴァイオリンをソリスト・ディプロマ・コース1年の田中里奈さん、ピアノを大学院修士課程1年の丸山凜さんが担当し、息の合った演奏を披露しました。
 プログラムは「春」をテーマにした曲を中心に全6曲が演奏され、当日は患者さんなど80人ほどが演奏を楽しみました。演奏の前には、それぞれの曲や作曲者について丁寧な解説があり、音楽をより深く味わえる内容となりました。演奏された楽曲のひとつ、ドヴォルザーク作曲「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ op.100」では、全4楽章を通して、ヴァイオリンとピアノの美しいハーモニーが響き渡りました。
 アンコールでは、シューマン作曲「3つのロマンス」より2楽章が披露され、穏やかな余韻を残してコンサートは終了しました。

左から田中里奈さんと丸山凜さん