飛田理学療法士が第85回日本循環器学会学術集会 最優秀賞

作成日時:2021年06月01日

 3月26日から3月28日に開催された第85回日本循環器学会学術集会/World Congress of Cardiology 2021(会場:パシフィコ横浜、ハイブリッド形式)で、当院リハビリテーション室飛田和基理学療法士が、日本循環器学会コメディカル賞の最優秀賞を受賞しました。 
 発表した演題は「軽症の特発性肺動脈性肺高血圧症(IPAH)患者における運動耐容能を規定する因子の検討」で、軽症のIPAH患者の体力が、筋肉で消費された酸素量などの末梢因子によって規定されることを明らかにしました。
 極めて稀な疾患である肺高血圧症に対する本研究が高く評価され、受賞となりました。飛田さんは、肺高血圧症に関する研究で他学会でも表彰を受けており、今後の活躍が期待されています。いただいたコメントをご紹介します。

———– 理学療法士 飛田和基 ———–
 今回、このような栄誉ある賞をいただきうれしく思います。発表に際してご指導を賜りました本学医学部リハビリテーション医学教室の山田教授、循環器内科学教室の合田先生、河野臨床教授、副島教授、共同演者の先生方に感謝申し上げます。
 肺高血圧症患者さんの運動療法はまだ確立されておらず、微力ながら今後も肺高血圧症患者さんの運動療法の確立に向けて貢献できればと思います。

左から河野臨床教授、合田講師、副島教授、飛田理学療法士、山田教授