院内ギャラリーで幾何学模様の刺繍を展示中

作成日時:2022年09月02日

 

 第2病棟のギャラリーアートスペースでは、9月2日(金)から「ジオメトリックな森」と題した幾何学模様の刺繍の展示が行われています。
 今回の展示者は五島アサミ(Asami GOTO)さんです。五島さんは、森に入ると心が癒される理由の一つに幾何学的な模様があると考え、試行錯誤の末に創案したのが、幾何学刺繍と墨絵を融合した表現技法でした。また、使われている糸は天然の素朴な風合いの絹と、アクセントに金糸・銀糸を使用。日本画制作から着想を得て、墨や顔彩で色付けしています。
 会場には、縦1メートル80センチ、横1メートル20センチくらいの大きな作品や、複数のキャンバスを組み合わせた作品など計26点が展示されています。五島さんは「自然に触れると気分が晴れるように、作品に癒されたり、気持ちを切り替えるきっかけになれば嬉しいです」と話しています。五島さんの制作の様子は、作品横のQRコードを読み取ってご覧いただくことができます。 
「ジオメトリックな森」の展示は9月30日(金)まで行われます。(日・祝日休み)

展示者の五島アサミさん
サムサラの森
浮遊する金魚