ギャラリーで多様な色彩が印象的な油絵を展示

作成日時:2023年04月03日

 第2病棟1階のギャラリー・アートスペースで、4月3日(月)から「魂の贈り物PartⅤ-田中瑞木展」と題した作品展が開かれています。
 作者の田中瑞木さんは、幼いころから脳器質に障害があり言語によるコミュニケーションが苦手ですが、絵で気持ちを表現し続けています。
 今回5回目となるギャラリー展には57点が集められました。人物が描かれたものが多く展示され、3か月から半年をかけて制作された一辺が1.5mを超える大作も見ることができます。作品の多くが素朴で親しみやすく、明るく多様な色彩で描かれています。油絵の他にも、スケッチやポストカードも展示され、瑞木さんの画風を様々な形で鑑賞することができます。
 瑞木さんは、「描く魂と観る魂の触れ合いをもたらし、癒し、励み、力となっていただけたらと願っています」とコメントしています。展示は4月27日(水)まで行われます。

作者の田中瑞木さん
「ねこの原っぱ」
ポストカードの数々