ギャラリーで書道と木刻が展示中

作成日時:2023年05月09日

 第2病棟1階のギャラリー・アートスペースで、5月8日(月)から「邂逅と別離」と題した書道と木刻が展示されています。
 今回の出展者は現代アーティストの桒原寿安(くわはらじゅあん)さんです。桒原さんの当院での展示会は今回が4回目で、2015年に展示された作品は当院に寄贈されて、今も第2病棟1階の休憩所に飾られています。
 今回の展示タイトルは「邂逅(かいこう)と別離(べつり)」で、この言葉が示す巡り会いと別れのメッセージをよりストレートに伝えるため、書道と木に文字を彫って色付けする木刻と呼ばれる作品を展示しています。作品は最近亡くなった桒原さんの奥様への思いが込められ、「でも、ありがとう」と刻まれた木刻からは奥様への感謝の気持ちが伝わってきます。その他、医療従事者へのメッセージを綴った作品など計11点展示されています。 
 桒原さんは「作品の中から明日への希望や生き抜く力を感じ取っていただけたら幸いです」とコメントしています。展示は5月31日(水)まで行われます。

作品を背景にした桒原寿安さん
医療従事者へのメッセージを綴った作品
休憩所に飾られている桒原さんの2015年の作品