第3回看護師特定行為研修を開講

作成日時:2024年10月03日

 第3回看護師特定行為研修が開講し、10月1日に開講式が行われました。今年度は、当院のHCUおよびSICUに従事する3名の看護師を受講生として迎えました。
 開講式では、近藤晴彦病院長が研修の重要性について述べ、「研修で得た知識や技術を活かし、医師との信頼関係を築きながら、しっかりとした業務の分担ができる看護師を目指してほしい」とエールを送りました。また、萬 知子総合研修センター長は、「この研修制度は看護の専門性を高めるためのものであり、看護の立場からチームの一員として、意見を発信できるようになることが重要だと考えています。チーム医療に貢献できる学びをぜひしてください」と述べました。

 看護師特定医行為研修は、少子高齢化が進む中、医師の指示を待たずに一定の手順書のもと、看護師自身で点滴など一定の診療の補助を行える看護師を養成することを目的としたものです。また、医師の働き方改革が推進される中、医師とのタスクシフト・シェアを促進するための重要な役割を担っています。
 当院での研修受講生たちも、質の高い医療を提供する一助となることを目指し、2025年3月まで医師、薬剤師、修了生の指導のもとに研修を行います。

前列 受講生