11/17世界早産児デーにちなみ当院でライトアップと啓発活動
作成日時:2024年11月20日
ハイリスクの母体と新生児を総合的に診療する総合周産期母子医療センターを有する当院では、NICU(新生児集中治療管理室)とGCU(新生児回復室)で、年間220人前後のおよそ500g~2,000g未満で生まれた新生児をケアしています。
11月17日は「世界早産児デー」として世界各国で啓発活動などが行われていますが、当院でも該当日の前後2週間ほどの期間に実施しています。
*世界早産児デーとは:早産における課題や負担に対する意識を世界で高めるため、2008年にヨーロッパNICU家族会と連携する家族会組織によって制定されました。
【病棟の飾りつけ】
NICU/GCU病棟、廊下をシンボルカラーの紫色に装飾しています。
また、医師、看護師、薬剤師などチーム医療に携わる職員が、それぞれ紫色のリボンやオリジナルのワッペンなどを身に着けて活動を盛り上げています。さらに、入院しているあかちゃんのご家族が楽しく参加できる催しとして、カンガルーケアの写真撮影やメッセージの掲示を行うほか、ファーストアートとして、絵の具と色紙を入れたビニール袋をあかちゃんの足先で模様にする作品作りなども実施しています。
【外来棟ライトアップ】
11月17日(日)~21日(木)の夜間、外来棟を紫色にライトアップしています。
啓発活動プロジェクトに携わったNICU/GCUのスタッフたちは、「あかちゃんとそのご家族をスタッフ一同で支えている思いを伝えたい、また、来院したご家族の気持ちが少しでも明るくなることを願ってイベントの思考を凝らしました。ぜひ催しにもご参加ください」と話しています。