新型コロナ対応への貢献で都から感謝状

作成日時:2023年06月26日

 新型コロナウイルスへの対応をめぐって、都民の命と安全な療養生活の確保に多大な貢献を行ったとして、当院が東京都から感謝状を贈られました。
 都庁に設置された新型コロナ入院調整本部は、東京都の災害医療コーディネーターや新型コロナウイルス感染症モニタリング会議のメンバーなどを務める当院の山口芳裕高度救命救急センター長や同センターの医師を中心に2020年4月に立ち上げられたものです。
 同年4月から5類感染症に移行されるまでの2023年5月7日の間、当院高度救命救急センターの医師4人は、入院調整本部で新型コロナウイルス感染者に対して、自宅療養、ホテル療養、入院といった振り分けを判断したり、他院の医療従事者と連携して搬送先の病院の調整を行ったりするなど、迅速な救命と感染対策に尽力しました。
 感謝状を受けて、近藤晴彦病院長は「山口教授はじめ高度救命救急センターのスタッフが、新型コロナ感染症の初期の頃から今回第5類扱いとなるまでの約3年間にわたって、東京都新型コロナ感染症対策本部と蜜に連携しながら尽力してきたことが評価されました。病院としても都民のために役立てたことをうれしく思います」と話しています。

 また、山口教授は、新型コロナ入院調整本部の立ち上げをはじめ、モニタリング会議などで、日々の感染者数の動向を把握・分析し、対応策を検討するなど陣頭指揮を執ったことが評価され、個人としても東京都から感謝状が贈られました。感謝状を受けて、山口教授は「たいへん光栄に存じます。今後も都民の命を守るために、貢献できるよう力を尽くして参ります」と話しています。

左)東京都福祉局感染対策調整担当 藤井部長、右)近藤病院長

左)山口教授、右)東京都福祉保健局佐藤局長