世界アルツハイマーデーに伴い、9/19-22当院をオレンジ色にライトアップ

作成日時:2023年09月21日

 9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。国際アルツハイマー病協会は世界保健機関(WHO)と共同で、1994年に世界アルツハイマーデーを制定し、認知症の啓発活動を行っています。日本でもリーフレットを作成するなどして、認知症の正しい理解を呼びかけています。その一環として、今年当院では9月19日(火)~22日(金)に外来棟4階をオレンジ色にライトアップしています。
 
 また日本では、認知症の人が社会の一員として尊重される世の中の実現を目的とした、認知症基本法が今年6月に成立しました。認知症になったら健全な社会生活が送れなくなるという誤った考えを持つことなく、本人の意志が尊重され、支援が受けられる仕組みを地域の中で作ることが法の下に保証されます。
 東京都認知症疾患医療センターに指定されている当院では、地域医療機関や市役所、地域包括支援センターなどと緊密に連携し、認知症の方やそのご家族が安心して生活できるよう、これからも診療や地域の認知症支援体制の充実に努めていきます。
 また、三鷹市で毎年開催しているイベント「認知症にやさしいまち三鷹」には当院高齢診療科も講演等で協力しています。今年のイベントは11月18日(土)に開催されますので、ぜひご参加ください。

杏林大学医学部付属病院
高齢診療科、もの忘れセンター