眼科概要・特色
1)特殊な白内障手術
チン小帯脆弱例や一部断裂例にはカプシュラーテンションリングを挿入することで術中のチン小帯断裂を防止し、眼内レンズの嚢内固定が可能である。また、乱視矯正トーリック眼内レンズでの白内障手術も施行している。認知症や閉所恐怖症などで局所麻酔手術が困難な症例には、全身麻酔での手術にも対応している。
2)小切開硝子体手術
小切開硝子体手術が普及し、ほとんどの症例で25Gか27G手術を施行している。術中OCTや3D手術システムも可能となり、低侵襲の硝子体手術に取り組んでいる。
3)緑内障治療
緑内障の診断にはOCT、OCTアンギオグラフィー、前眼部OCTなどを用いて構造異常を評価し、機能評価は様々な視野計を用いて行っている。治療は薬物だけでなく、SLTやマイクロパルス毛様体光凝固などのレーザー治療やiStent inject W、プリザーフロマイクロシャント、アーメド緑内障バルブなどの手術治療を施行している。
4)抗血管内皮増殖因子(VEGF)薬
現在当院では、ルセンティス、ラニビズマブBS、アイリーア、アイリーア8mg、ベオビュ、バビースモを採用している。新生血管型加齢黄斑変性や近視性脈絡膜新生血管、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、糖尿病黄斑浮腫に対し、抗VEGF薬の硝子体投与を行っている。

